« 年末調整・確定申告…保険料控除をうまく使ってますか?(その3/地震保険控除編) | トップページ | リスアニ!レコMEN's presents「5時間耐久アニメ主題歌マラソン試聴会 開催 »

2012年11月 1日 (木)

年末調整・確定申告…保険料控除をうまく使ってますか?(その4/雑損控除編)

昨年は、「東日本大震災」。今年は、台風などで天災が多い年でした。
災害・天災・盗難被害などにあった際、「雑損控除」という制度を使うことが出来ます。
※確定申告になります。

■雑損控除とは?

 災害又は盗難若しくは横領によって、資産について損害を受けた場合等には、
 一定の金額の所得控除を受けることができる控除制度です。

■雑損控除の対象は?

  損害を受けた資産が次のいずれにも当てはまること。

  (1) 資産の所有者が次のいずれかであること。
    イ 納税者本人
    ロ 納税者と生計を一にする配偶者やその他の親族で
      その者の1年の総所得金額等が38万円以下の者。

  (2) 生活に通常必要な住宅、家具、衣類などの資産であること。
    (事業用の資産や別荘、書画、骨とう、貴金属等で
    1個又は1組の価額が30万円を超えるものなどは当てはまりません。)

■どんな場合に対象になる?

 雑損控除を受けられる原因は、以下の5項目のいずれかに当てはまる必要があります

 (1) 震災、風水害、冷害、雪害、落雷など自然現象の異変による災害
 (2) 火災、火薬類の爆発など人為による異常な災害
 (3) 害虫などの生物による異常な災害
 (4) 盗難
 (5) 横領

 ※詐欺や恐喝の場合には、雑損控除対象外。
  また、損害より保険金支払(給付額)が多い場合は、「非課税所得」になる為、
  雑損控除も発生しないということになります。

■雑損控除できる額は?

 次の二つのうちいずれか多い方の金額です。
 (1) (差引損失額)-(総所得金額等)×10%
 (2) (差引損失額のうち災害関連支出の金額)-5万円

 (注) 損失額が大きくてその年の所得金額から控除しきれない場合には、
    翌年以後(3年間が限度)に繰り越して、各年の所得金額から控除可能です。
    なお、雑損控除は他の所得控除より優先的に控除します。

 差引損失額は、以下の計算式で求めて下さい。
 『損害金額+災害関連支出-保険金などの補てん額』
 ・損害金額=損害を受けた時点での資産の時価。購入額ではありません。
 ・災害関連支出=災害復旧費用。住宅・家財などの取壊し・撤去費用
 ・保険金などの補てん=災害に対し、保険会社から支払われた保険金・給付金

なお、雑損控除とは別に、『災害減免法による所得税の軽減免除』が適用される場合が
ありますので、災害減免法の対象地域になるかどうかは、ご確認ください。
※雑損控除と災害減免法は、両方は使えません。どちらか選択することとなります。
http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1902.htm

被災した方で対象になるかどうかは、税務署などでご相談ください。
※東日本大震災による、被災・被害については、特例措置がありますので、
 雑損控除の内容がそのまま適用されません。
 詳しくは、以下のホームページにてご確認ください。
 http://www.nta.go.jp/sonota/sonota/osirase/data/h23/jishin/tokurei/zeikin.htm

|

« 年末調整・確定申告…保険料控除をうまく使ってますか?(その3/地震保険控除編) | トップページ | リスアニ!レコMEN's presents「5時間耐久アニメ主題歌マラソン試聴会 開催 »

雑記」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/535328/56019199

この記事へのトラックバック一覧です: 年末調整・確定申告…保険料控除をうまく使ってますか?(その4/雑損控除編):

« 年末調整・確定申告…保険料控除をうまく使ってますか?(その3/地震保険控除編) | トップページ | リスアニ!レコMEN's presents「5時間耐久アニメ主題歌マラソン試聴会 開催 »