« 年末調整・確定申告…保険料控除をうまく使ってますか?(その2/医療費控除編) | トップページ | 年末調整・確定申告…保険料控除をうまく使ってますか?(その4/雑損控除編) »

2012年11月 1日 (木)

年末調整・確定申告…保険料控除をうまく使ってますか?(その3/地震保険控除編)

今回は、昨年発生した「3.11 東日本大震災」に関連して地震保険の話題でも。

東日本大震災を契機に、地震保険への加入が相次いでいるようです。

『地震保険料控除』は、平成18年の税制改革で、新たに創設された控除制度で、
一定の条件にかかる、損害保険料を控除することが出来ました。

■地震保険料控除とは?
 「納税者が特定の損害保険契約等に係る地震等損害部分の保険料や掛金を
  支払った場合には、一定の金額の所得控除を受けることができます。
  これを地震保険料控除といいます。」
 (国税庁HPより)

 よって、地震等による損害を補てんする保険に支払う保険料に対し、
 一定の額の所得控除を受けられるものです。

■古い契約の長期損害保険契約があるんだけど?
 平成19年度分から、「損害保険料控除」が無くなり、「地震保険料控除」が
 創設されました。
 古い契約(平成18年12月31日までの契約)については、以下の条件のもとで、
 地震保険料控除にすることが出来ます。

(1)平成18年12月31日までに締結した契約
  (保険期間又は共済期間の始期が平成19年1月1日以後のものは除く)
(2)満期返戻金等のあるもので保険期間又は共済期間が10年以上の契約
(3)平成19年1月1日以後にその損害保険契約等の変更をしていないもの

なので、例えば
 平成15年に家を購入し、長期損害保険契約(地震・火災保険)を契約。
 満期が20年(平成35年まで)契約で、掛け捨てではない。
 (満期の際に返戻金がある)
 契約内容は現在まで、特約付加などの変更を行っていない。
 →この条件では、地震保険料控除の対象とすることが出来ます。

■控除額は?
 1年間に支払った保険料で、控除額を求めることが出来ます。

 地震保険料控除

年間支払保険料額 控除額
1~49,999円 保険料額全額
50,000円~  50,000円

 旧長期損害保険料控除

年間支払保険料額  控除額
        1円~9,999円 保険料額全額
10,000円~19,999円 支払保険料額×1/2+5,000円
20,000円~ 15,000円
  

      
 

 両方の契約がある場合
 地震保険料控除・旧長期損害保険料控除の各々の合計額(最大50,000円)

■何が地震保険料控除の対象?

 以下のいずれかです。

 ・損害保険会社などと契約締結した、一定の偶然の事故によって生ずることのある
  損害を補填するもの。
 ・農業共同組合/農業協同組合連合会/農業共済組合
  漁業協同組合/火災共済協同組合/消費生活協同組合連合会などと
  契約締結した、建物更正共済/火災共済契約

 実際、保険会社と契約する際に、「地震保険料控除対象ですか?」と
 一言確認してから、確認することをお勧めします。

 http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1146.htm

 (国税庁HP No.1146より引用)

|

« 年末調整・確定申告…保険料控除をうまく使ってますか?(その2/医療費控除編) | トップページ | 年末調整・確定申告…保険料控除をうまく使ってますか?(その4/雑損控除編) »

雑記」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/535328/56019191

この記事へのトラックバック一覧です: 年末調整・確定申告…保険料控除をうまく使ってますか?(その3/地震保険控除編):

« 年末調整・確定申告…保険料控除をうまく使ってますか?(その2/医療費控除編) | トップページ | 年末調整・確定申告…保険料控除をうまく使ってますか?(その4/雑損控除編) »